お寺で教えてもらった座禅のやり方を自分用に残していきます。これまでの記事とは全く関係ないですが、興味あればご覧ください。
背景
最近、マインドフルネス瞑想が注目を集めています。
Appleの創業者スティーブ・ジョブズが日課にしていたことや、Googleなどの先進的な企業で導入されているのは有名ですね。
皆さんの中にも、気にはなっているものの
- なんとなく敷居が高そう
- 本当に効果あるかわからない
- 長時間のあぐらで足がしびれそう
などのなんとなくハードル高そうなイメージがあって、実践できていない人も多いかと思います。
自分も同じような理由で始められてなかったのですが、一念発起してお寺まで行ってやり方を教えてもらってきたので、記事にしたいと思います。良ければご覧ください。
座禅について
座禅会の流れ
自分は座禅が有名なお寺の座禅体験会的なものに参加し、当日は下記のような流れで行われました。
座禅の練習 → 座禅本番(35分 × 3セット) → 和尚さんのありがたい言葉
正直、初心者が2時間近く座禅組むのはなかなかしんどかったです。
ちなみに、上記で語っているマインドフルネス瞑想と座禅は本質的に変わらないものと考えていいそうです。
また、座禅というと、和尚さんに尺でしばかれるイメージがあったのですが、流派によるそうで、自分の言ったお寺は一切しばかれませんでした。
伺ったお寺
富山県富山市にある 「最勝寺」というお寺で修行しました。
公式HPこちらです。
最勝寺は一休さん所縁のあるお寺で、座禅に関する様々なイベントを開催されているお寺です。
ちなみに、入口はこんな感じのSNS映えを意識したする見た目になってました。
お寺のお堅そうなイメージを変えようという意気込みを感じます。
座禅の練習
以下に、実際に座禅体験を始める前に和尚さんに教わった座禅のやり方を残します。
座禅は下記のような姿勢で行います。
- 楽な姿勢で座る(あぐらでなくてもOK)
- 目は半分閉じて半分開く半目(はんもく)という状態にする
- 意識は呼吸に集中し、雑念が浮かんでも追わない
この中で一番重要なのは、意識は呼吸に集中し、雑念が浮かんでも追わない
という部分だそうです。
やってみるとわかるのですが、呼吸に集中しているつもりでも、いろいろな雑念が浮かんできます。(仕事の事、好きな音楽、夕飯の事 など)
雑念が浮かんでも、呼吸に意識を戻す事で自然と消えていくため、追わない事が重要である。
という教えが実践するうえで大切であると感じました。
本番
ということで、本番です。
本番は、座禅35分+10分休憩 × 3セットの合計2時間のコースにです。
さっき練習で教えてもらった通り、呼吸に意識を集中しようと思っていたのですが、実際に座禅をしてみると
「あと何分だろう」
「夕飯何食べようか」
などの雑念が浮かんできて、なかなか集中できませんでした。(最初はそんなもんらしいです。)
ちなみに座禅をする際は「座布」と呼ばれるクッションをお尻に敷いて座ってました。
固さが2種類あり、やわらかめを選んだ時だけ足がしびれました。
やわらかめは女性用みたいなので、男性は固めを選ぶといいそうです。
座禅する上での注意点
座禅会が終わってから、和尚さんに座禅中に注意すべき点について教えてもらいました。
- 「自分」というアプリを切るような感覚を持つこと。
- その感覚を日常生活でも再現できるようになること。
特に、日常生活でも座禅の感覚を再現できるようになることについては、非常に納得感が大きかったです。
座禅を行うと、一時的に気持ちよくなってしまって「やったった感」が生まれて満足する人が多いそうですが、
そうではなく、仕事などの日常生活において座禅の感覚を再現することによって、冷静で的確な判断が下せるようになるそうです。
感想
1か月継続してみて変わったこと
体験会が終わってから、和尚さんに教えてもらった方法で寝る前に15分間座禅をすることを1か月継続してみました。
1か月の継続で何が変わったかというと、正直大きい変化はありませんでしたが、強いて言うなら
仕事中、仕事以外のことを考えてしまうとき、思考を仕事に戻す速度が早くなったように感じます。
おそらく座禅中に雑念が浮かんだ際、意識を呼吸に戻す
という流れが無意識にできるようになってきたおかげかなと思います。
まとめ
- 座禅の体験会に参加して、1か月継続しました。
- 体感ですが、雑念が浮かんでから消えるまでが早くなった気がします。
目に見えた効果が出るまで継続していきたいと思います。
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